音楽の聴き方の選択肢が多くなっている
音楽の聴き方は大きく変化し、好きな曲を見つける時代から、好きな曲が流れてくる時代へと移り変わりつつあります。Spotyify AppleMUSIC、アマゾンミュージック、そしてYoutubeなど、音楽ストリーミングサービスが充実してきて、音楽を聴くとはそういう事のようになってきている。音質も聞き流しには十分な音質で、あえてCD等の音楽媒体を購入する必要も無く、再生機器を揃える必要もありません。
ひと昔前の音楽の聴き方
1980年代くらいは、音楽を聞く方法の一つとして、FMラジオを聴く時代がありました。「FMエアチェック」などという言葉さえあったくらいです。FMの番組や曲をカセットテープに録音しそれを聞いていました。それ専用の雑誌も存在し、番組で流す曲を事前に紹介してたくらいでした。
聴き方の選択肢が少なかった
私の住んでいた地域のFM局はFM東京とNHKFMくらいしかなかった時代で、後に、FM横浜、J-WAVEと開局されていきましたが、新しい曲を知るにはFMラジオからの情報収集くらいしか選択肢がありませんでした。その中で自分の好きな曲を見つけては、アーチスト名を特定し、レコード屋(CD屋)で探しまくっていました。当時はレンタルレコード屋にいっていた人も多かったと思います。
FENという最強の洋楽配信局もあった
FM以外にも、FENというAMで在日米軍や極東住居者向けのラジオ局も、アメリカ本土でチャートをを賑わしている新曲、アメリカ人の心の曲とも言える鉄板のカントリーミュージックなど、オールジャンルで聞かせてくれていました。
http://www.afnfan.net/archives/2003/11/fen.html
好きな音楽を聴きたい欲求は変わらない
FMエアチェックしていた頃の癖が今でもあるのでしょう、ストリーミングサービスでも、好みの曲を探そうとしてしまいます。そういった使い方をする場合、先に紹介したストリーミングサービスだと、ジャンルを絞っても、私にとってはジャンル、アーチストの傾向、曲調の幅が広過ぎて(個人の感想です)、曲をスキップすることが多くなって、結局は使わなくなってしまいました。
自分の好みがわかった人には
ある程度好きな曲調が固定されていて、それでも新曲を探したい、昔聞いていたけど忘れた、残していない曲を探したい人におすすめのストリーミングサービス(正式にはインターネットラジオです)があります。
「AcuuRadio 」 https://www.accuradio.com/
音質はひと昔前のレベルで、はっきり言って悪いです。しかし、ジャンル分けがこれでもかというくらい細かく、ありとあらゆる好みに対応できるくらい細分化されています。全部聞くのが不可能なくらいあります。音質の悪さを差し引いても知っておいて損は無いと思います。


このジャンル、このチャンネルしか聞かない
私のお気に入りはGENRES(ジャンル)中の「R&B」/「 Slow Jams」https://www.accuradio.com/?name=Slow%20Jams&b0=R&Bここから数多くのお気に入りのアーティスト、曲を見つけ出しています。70~80年代のSLOWJAMが好きなひとなら、新たな曲を見つけ出せると思いますし、昔よく聞いていたなんて人は懐かしい曲がじゃんじゃん出て来ます。ちなみに私がここで見つけたアーチストと曲をいくつか紹介します。入手困難なアルバムもありますが、よかったら聞いてみてください。
●Band Of Gold
「Love Songs Are Back Again 」(1曲目:Love Songs Are Back Again)
・レアなアルバムで入手に苦労しましたが、StylisticsやBlueMagicといたフィラデルフィアアーチストの名曲をミックスした曲で、それ系が好きなひとにはたまらない一曲です。私もやられました(笑)
●BLACKSTREET
「Another Level」(8曲目:Never Gonna Let You Go)
・BabyFaceのようなメロディアスでメロウなスローバラードが好きにおすすめ。ストリート系のアーチストにありがちなスローが絶品の一曲。
●THE DELLS
「ANTOLOGY」(19曲目:The Love We Had(Says On My Mind))
・モータウン的なスローバラード、切なくて、泣きたい時に聴きたくなるような曲。途中のシャウトするところなどはさらに涙もの。
●THE JETS
「 20th Century Masters:Millennium Collection 」(3曲目:You Got It ALL)
・仲間内で作ったグループっぽい軽快感があるが、ちょっと切ないバラード。
●JoJo
「JoJo」(9曲目:Never Say Goodbye)
・歌唱力があり、ティーンエイジャーのラブソングだけど、大人っぽさもあり気持ちの良い聴き心地のスローバラード
●THE SPINNERS
「Pick Of The Litter」(2曲目:IDon't Want To Lose You)
・手に入りにくくなっていますが、いわゆるフィリーソウル的な曲。フィリー好きには間違いない一曲。
●JOHNNY MATHIS & DENIECE WILLIAMS
「Too Much, Too Little, Too Late 」(1曲目:Too Much, Too Little, Too Late)
・デニスウィリアムスとのデュエットで最高の楽曲に仕上がったと思う一曲。デニスの高音とのハーモニー素晴らしい。