Col de Turini

ルノーとモンキー50を中心に好きなモノ、コトについて書いています

格安、簡単にTPMS(空気圧監視システム)装着

格安のTPMSとは

Amazonで売られている格安のTPMS(空気圧監視システム)いわゆる空気圧センサーを購入。高級車であればホイール内に標準で装備されていることも多く、スローパンクを警告できるシステムです。本来高級車同様にホイール内に内蔵し、スッキリ装着するのがベターですが、後付でそこまで大掛かりにすると高額になってしまいます。まずは簡単に効果を実感できるように、エアバルブキャップにセンサーを入れて、それを受信機で管理するというものです。仕組みはシンプルですが、それが3000円前後で手に入るようで、おもちゃと思って購入しても痛くない金額です。いろいろ調べてみると精度や品質もそんなに悪いものではないので一つ購入することにしました。

 

製品概要

装着動画をYoutubeにアップしたのでそちらを見ていただけら幸いです。

 

製品精度は?

精度についてはレビューを見て悪くは無いとはいえ、中国製なのである程度覚悟していましたが、私の購入したものは測定誤差(表示誤差?)がありました。4輪ともに約-0.1kgf/cm²低く表示しています。しかしながら私の確認したのは空気圧の変化であって、標準値を把握していれば表示誤差として自分で補正すればいいのでとりあえず問題は無いかと思っています(汗)。他のレビューではもう少し正確のようです。

 

製品の品質は?

性能はいまいち(個人的には問題無いが)でも品質は装着動画を撮ってから1ヶ月を経過してもバルブの空気漏れや、測定精度に変化はありません。この点は良い方に想定外で、夏場ということもあり、現時点ではタイヤマネージメントに貢献しています。

 

TPMSの活用方法

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TPMSが必要である理由は、先にも述べたパンクの警告が第一ですが、それ以外にもタイヤの状態を把握するのに有用な機能です。タイヤはそもそも温度変化に敏感な工業製品であって、温度によって性能や運転感覚に変化が生じます。装着した「ルノー ルーテシアRS トロフィー」はホイールを17インチにダウンし、タイヤ銘柄もPOTENZA Adrenalin RE003 に変えています。夏場、地下ガレージから出庫すると空気圧は表示値で前2.4kgf/cm²、後ろ2.2kgf/cm²ですが、温度表示は前後とも26℃くらいで。それが走行していくとだいたい前2.7kgf/cm² 後ろ2.4kgf/cm²くらいになります。温度表示は前後左右で差が出て、前右44℃くらいの時前右50℃で温度差があります。後ろは両方とも36℃くらいです。ルーテシアはエンジンの冷却風が右前のフェンダー下から多く出ているようで、その影響で、タイヤ温度も変化があります。おそらく空気圧も1/100単位では右側のほうが高くなっていると思います。

 

この程度のタイヤの温度変化、内圧の変化でも、乗り心地や、ハンドリングに影響が出ます。上記の内圧、温度がこの車両で一番気持ちよく走れる温度領域で、冬場は温度を上げて、内圧を上げる事を意識して走ったほうが、この車両ではベストな乗り方になります。こういう理由を確認するためにもTPMSの存在はありがく思います。

 

格安TPMSの問題点

問題点はバルブキャップのセンサー自体が大きく、重量が約10gあります。ホイールバランスのおもりですら5g、10g単位で調整するので、ホイールバランスを取り直す必要があります。早急にバランスどりをしたのですが、まずはこの製品の耐久性を確認し、1、2ヶ月して問題ないようであればバランスをとろうかと思っています。現時点で問題ないようなので、近々高速走行し必要であればおこないたいと思います。

しかし市街地走行レベルであれば、バランスが崩れているという感覚は無いので、市街地しか走らないという方はポン付けで問題ないように思います。ちなみに見た目は人それぞれだと思います。私は違和感ないように思います。