ルーテシア4 RS TrophyにINOXCARというイタリアのマフラーメーカーのものを取り付けました。いろいろ検討した結果このメーカーにしたのですが、このマフラーの取り付け後の印象をです。(交換の経緯はマフラー交換①をどうぞ)
音の変化(初期)
取り付け後の第一印象は「音が大きくなった」という感じです。最近のマフラーは社外品に変えても、あまり変わった感じもなく、多少音質が良くなった程度のものが多いように思っていましたが、これは違います。音質は少しこもった感じで、スポーツマフラーに交換後の抜けの良い野太いサウンドとはいかないようでが、ノーマルとは明らかに違う力強いサウンドは結構気に入っています。一方車両の構造上?音がリアシートの下から響いてくるので、後部座席の人は明らかにうるさいです。ただキャロルさんのRSLカップマフラーに比べれば比較的マイルドではあります。ちなみにノーマルが1だとしてメタリカが10だとすると、これは6〜7くらいの感じです。マフラー交換してそこそこ音量をアップしたい人にはおすすめです。
ミスファイヤリングシステム風に変化
ルーテシア4の変速機はDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を採用しています。この変速機が秀逸なのは周知の通りですが、そのおかげで?変速時にボフッっといい音がするのですが、これが強調されてシフトアップが気持ち良いです。さらにシフトダウンはゲロゲロとミスファイヤリングシステムのような刺激的な音が出るのですが、これも聞いていて気分が上がるので運転が楽しくなったのは事実です。結構車内にも響いてくるので意味なくシフトチェンジしたくなり
ます(汗)
性能向上
性能の向上については少し抜けが良くなった感じで、レスポンスも良くなったようには思いますが明らかな性能向上は体感できていません。音量アップのプラジーボ効果がありかもしれません。それとは逆に排気が良くなった分吸気に手を入れたくなって、これも後日手を入れようと思っています。
イタリアメーカーの品質
このマフラーかなり気に入って、交換してよかったと思っていますが、一応一般的にはダメであろう箇所もあるので一応言っておきます。排気口の位置が合っていないのでよく見るとチグハグになっている。この手のメーカの精度ではこの程度だと思って黙認しています。(汗)
左側:出口が中央に来ているのでこれが正解
右側:少し右上にずれている。固定位置は揃えてくれたので、結果として少しずれてしまっている。しかし問題は無いのでこれでよしとします。
音の経年変化(使い込んでいくといい感じ)
マフラーは内部の焼きに応じて音量、音質が変化していきます。4,000kmくらい走行しているので、内部の焼きも順調に進み、思った以上に音量がアップしてきています。音質も迫力ある低音が増して最高のサウンドを響かせてくれます。こもり音ではない方向に変化し、なかなかジェントルで、大人なサウンドで気に入っています。この価格と選択肢であればトータルバランスを考えるとおすすめのマフラーと言えます。