Col de Turini

ルノーとモンキー50を中心に好きなモノ、コトについて書いています

モンキー スペンサー 限定モデルの証明方法

オークションで購入した車両ですが、無事にエンジンが始動でき、基本走行に大きな問題がないことを確認したので、この車両が正規のスペンサー限定モデルなのか確認します。

 

約20年前の車両ですが、オークション画像でも結構美品でした。また現車を見ても綺麗な部類に入ると思います。ただエンジンだけが少し汚れてたので、怪しい感じはしていました。売主からは一応「詳しいことはわかりませんが、限定モデルとして購入した、、、」とのことでした。ちょっと遠回しな言い方だったので一応素性の確認として車台番号の照合をおこないました。車台番号はフレームとエンジンにそれぞれ刻印されているので、これが一致しその車台番号が限定モデルの番号に入っていれば歴としたスペンサーモデルとなります。以下は歴代モンキーの車台番号一覧です。

http://minimoto.jp/includes/templates/minimoto_black/images/monkey_history.pdf

 

スペンサーモデルは2004年製で、車台番号はAB27-15000~15999の間となります。まずフレームの刻印を確認します。刻印箇所はステアリングフレームの左側にあります。購入車両はAB27-15@@@@@で、ちゃんと限定モデルでした。まずは安心。

 

続いてエンジンの刻印です。刻印箇所はレギュレータカバーの下側、ステップの上にあります。よくみるとAB27E-12@@@@@、、、、。あちゃー、エンジンは少し古い2002年製のモデルとなります。まあしょうがないと思うしかありません。おそらくオークション出品時にエンジンだけ載せ替えたのだと思います。元のモデルはボアアップなどして手を加えたので、スペンサーモデルとしてプレミアがあるうちに売ろうと思い、入れ替えたのではと推測します。

 

覚悟はしていたとはいえ、これがオークションの現実です。販売数が少ない限定車かつ、約20年前の車両なので仕方ないと、自分に言い聞かせるしかありません。まあエンジンが違ったのは不幸中の幸い(?)。フレームが限定車であったのが良かったです。おそらくタンクやシート、フェンダーなどはその当時のままだと思います。それなりのヤレ感が、フレームと同じ感じなので。それがせめてもの救いです。

 

もし、この車両が綺麗で完璧な純正部品の車両であればノーマルのまま乗っても良いかとも思いますが、エンジン自体が別のものでれば、エンジン内部に手を入れても惜しくありません(笑)。

 

ということでこの車両のレストア(カスタム)方針ですが、外観はほぼノーマル。エンジンはボアアップ、キャブレーター、マフラー交換くらいはしたいかなと思います。タイヤは8インチのまま、少し太めのタイヤを履かせて、ブレーキもディスクブレーキに変更は避けて、あえてノーマルのままリファインしたいと思います。現時点の完成イメージで作業しながら気が変わるかもしれませんが、、、