Col de Turini

ルノーとモンキー50を中心に好きなモノ、コトについて書いています

古いヘルメットを自分で補修

●初めに注意事項

製品安全協会でヘルメットには有効期間が定められています。使用開始から3年で、適合パーツ(補修部品)も順次生産終了としなくてはならないようです。古いヘルメット使用は自己責任でお願いします。

https://www.shoei.com/contact/rider/faq/helmet_use/useful-life.html

※上記SHOEI公式サイトから

 

いきなり注意書きから入りましたが、自分が持っていたSHOEIのヘルメットは、レジェンドライダー加藤大治郎レプリカ、X-ELEVEN。購入が2004年で大治郎さんが逝去された次の年の発売だったと思います。その後2年くらい使用して、その後バイクも乗らなくなり、埃を被ったまま棚の上に上がっていたものです。約16年経過し今年モンキー購入を機に再びこれを使おうと手にしたところからか始まります。

 

久しぶりに被ってびっくり、中からボロボロ何かが落ちてくる、、、。最初はゴミか何かかと思ったら、内装のスポンジが劣化し、ボロボロ崩れるように剥がれ落ちてきます。すべてのスポンジがダメになっていて、少し綺麗にしてもきりがありませ。モケットの表面を覆っている合皮も加水分解を起こし、これも触ればば触るだけ剥がれてきます。これはもう全部剥がしきるしかないと覚悟を決めて徹底的にやる決意をしました。

 

ヘッドパッドについているスポンジがボロボロで、それに付いていた内装がだら〜んと落ちてきます

 

イヤーパッド底面(肩に触る部分)や顎紐のカバーなども加水分解でボロボロ

 

ヘッドパッドを外すと、スポンジのカスがいっぱい溜まっていた。

 

こうなったら全部綺麗に洗って、綺麗になるまでとことんやります。まずは外せる内装は全部外して、ヘルメット自体と内装を洗いました。内装は衣類の洗剤を使って、ゴシゴシやりました。意外と汚い汁が出てきて、実使用2年でも結構汚れるものだと思いました。

 

合皮の加水分解箇所は全部剥がして、下地のモケットを露出させたら意外と普通なのでこれはこれでOKとしました。

 

ヘッドパッドは完全にスポンジが無くなってしまったので、ここに新しいスポンジを補います。スポンジは5mmの普通のスポンジを適当にカットして、スプレー糊の強力なやつで貼り付けます。これをひっくり返してヘルメットに収めればOKです。ちっと見た目は悪いですが純正品と大差なく、被った感じもいい感じで十分機能を果たします。

 

顎紐カバーは合皮の下地の綿みたいのが剥がれるので、仕方ないのでこれは外すことにしました。新品だと手に入っても三千円くらいしたので、特に無くても問題ないので無しとします。

 

最終的に見た目は以下のような感じになりました。イヤーパッドの肩に当たる部分の合皮は綺麗に落ちて、モケット地のみになりまいた。これはこれでいい感じです。先書いた通り被った感じも大差なくで出来ました。あとは自分の頭にピッタリになるように微調整をしました。この後はバイクのレストアを頑張ります。

 

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