Col de Turini

ルノーとモンキー50を中心に好きなモノ、コトについて書いています

アセットアセットコルサ コンペティツィオーネとグランツーリスモスポーツ

 

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Renault Clio RS Trophy (Lutecia) Ver GTスポーツ


レースゲームの金字塔グランツーリスモは私をレーシングシュミレーターの世界へ導いてくれた偉大なゲームです。過去にはPS2でリッジーレーサーtype4、GT4等プレイしてきましたが、時代的にまだゲーム感覚の域を脱せず(個人的な印象です)すぐに物足りなくなっていました。その後10数年経ち、再びPS4グランツーリスモスポーツ(以下GTS)をプレイすることにしました。一番はハンコンの性能とゲームのフィードバックが向上していると聞いたからです。

 

GTスポーツは現時点で最高のレースゲームあることに間違いはない

結果は評判通りレーシングシュミレーター的感覚も得ることができ、やればやるほど楽しめる最高のレースゲームになったと満足していました。オリジナルのカラーリングや世界中のプレーヤと対戦、独自のチャンピョンシップで戦えるなど、購入から2年を過ぎてもいまだに楽しんでします。

 

楽しむには環境が必須

ちなみに私の動作環境は、PS4、ハンコンはトラストマスターT300RS(2ペダル)、そしてシートはYAZAKIのイレクタパイプでの自作ですが、きっちりレーシングポジションがとれるものを準備しています。(ちなみに並行輸入品です)

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ゲーム自体のクオリティーが上がり、さらに環境が良くなれば欲が出るというか、もっとリアルにと追求してしまいます。そんな時にアセットコルサ(以下AC)の評判を聞き、俗に言うシュミレーターとゲームの違いがあることを知らされ、調べてみると、どこもACの方がシュミレーターとしての評価は上。現実を確かめるために急遽購入してみました。

 

勘違いで思わぬ収穫

ここで問題発生。PS4向けのACシリーズにはアセットコルサ アルティメット・エディション(以下ACA)とアセットアセットコルサ コンペティツィオーネ(以下ACC)の2種類あって、間違ってACCを購入してしまいました。本当はGTS同様にいろんな車種を楽しみたかったのでACAを購入するともりでした。ACCはGTカーのみで、ヨーロッパのGT耐久選手権を疑似体験できるストーリーなので正直、最初は失敗したと思ったのですが、プレイし始めてその奥深さにどっぷりハマってしましまた。

 

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家庭でレーシングシュミレータを体感できる

世間の評判通り、GTSはゲーム、ACCはシュミレーターで、その違いをはっきり感じ取ることができます。GTSとの一番違いは路面のインフォメーションで、ACCははっきり路面とタイヤの感触が伝わって来ます。路面の状態、タイヤがたわむ感じや、冷えている時の扱いにくさなどとてもリアルです。それに比べGTSは全体的にのっぺりした感触で、インフォメーションが少ないです。この違いは大きく、タイムを縮めていくにはここが重要で、車の限界点の見極めに大きな差が出ます。他にも音であったり、細かいセッティングができる点、レースをしているリアル感はACCの方が格段に上です。逆にGTSが良いのは、多彩な車両とコース、通信で気軽に世界の人と対戦できるゲーム的な要素です。ACCにのめり込んでも時々、自分のオリジナルのカラーリングの車両で、好きなコースを走ることはしています。

 

ゲーム難易度は高い

ACCに賞賛の評価をしてしまいましたが、正直に言うとまだキャリアモードしかプレイしていません。このモードはチームの評価を得つつ経験を積んでいくトレーニング的なモードで、初心者設定にしていますが、確実に難しいです。GTSのように誤魔化しがきかず、とにかく難しいのです。まだ初級なのに、、

 

GTSはギリギリでショートカットすれば早く走れたり、スピンしたりはしますが、基本アクセルブレージはオンオフでもなんとかなります、ハンドルもそれほどシビアでは無く、少し非現実的な感じもします。しかしACCはアクセル、ブレーキ、コーナースピード等、車両の状態によって簡単にスピンします。どれも繊細なコントロールが必要で、優秀なハンコンとレーシングポジションがとれるシートが絶対欲しくなります。本物のレースカーはこんな感じかと想像できるのもACCの方がよりリアルで運転していていい意味の緊張感があって楽しいのです。その結果、ドライビングの技術の成長も実感でき、スピンしまくっていたコースやコーナーも、上手くクリア出るようになるとモチベーションもアップします。自分がレーシングドライバーになったような錯覚も生まれます。

 

アセットアセットコルサ コンペティツィオーネのダメなところ

一方ACCのダメな箇所も書いておきます。フレームレート30fpsなので、GTSの60fpsと比べると画面がカクカクします。またUIは英語をを日本語にしただけなので、なんとなく使いづらいです。これはこの会社のゲーム全般に言えることですが、、、。特にダメなのが、バグなのか、これが仕様なのか、この機能は使えません等のアラートが結構出る。課金もできない(PSNetworkにつながらない)ので、もしかしたらキャリアアップで使えるようになるのかもしれませんが、今の所そこは不明です。

 

ちなみにゲームの仕様で?と思う部分があって、スパフランコルシャンサーキットの4時間耐久レース時、レース終盤になると必ずタイヤバーストという試練があります(笑)4時間弱走りづけて当たり前のようにバーストするので、凹みます。ピットまでバーストしたままピットまで戻ってきても、何故かタイヤ交換ができないのです。これを2回も、合計8時間走ってこの結果なので、残り時間をピットに待機させレース終了、クリア扱いにしました。これについて解る人がいれば教えて欲しいです(涙)

 

しかしこんな事が起きて、完成品のゲーム~としてはどうかなと思う事もあるのですが、PS4で遊べるレーシングゲーム(シュミレーター)としては最高であると断言できます。