Col de Turini

ルノーとモンキー50を中心に好きなモノ、コトについて書いています

Clio3 RSは素晴らしい車

先日約800Kmほどのロングツーリングをおこない長距離を走ってきました。そこでこの車両の優秀さを感じた次第です。

 

まず一番気に入っているのが乗り心地。これはタイヤがミシュランパイロットスポーツ4をはいている恩恵の一因もあると思いますが、現時点(95000Km)でもかなりフィーリングが良いです。それなりの走行距離なので足回りは交換したいと思っていいますがそれでもいい感じです。特に高速走行時、時速100Km/hを超えると車両のダウンフォースが効くのか、かなりピタッとした走行フィーリングを得ます。これはルーテシア4RSトロフィーと比べてもかなりいい感じで、4型へのモデルチェンジの意味があったの方考えさせられるくらいです。特にフロントのサスペンションの剛性感や、安心感、ステアリングから伝わってくる仕事してる感、、、は素晴らしいです。しかし一方市街地などの低速走行ではより乗用車的になルーテシア4RSの方に軍配があがるのも事実。ただ毎日乗る足車としては4型の方が良い感じがしますが、ワインディングを含めた高速走行など走ることを目的とするならば、断然3型の方が良いと断言できます。

 

エンジンは完全なノーマルですが、3500rpm以上になるとVVTの作動音が高まり俄然エンジンが回りたがります。気をつけないとそのままレッドゾーンの7500rpmに飛び込んでいきそうな勢いです。マフラーは変えていませんがVVTの効いた高周波のエンジン音はそこそこ大きく、同乗者がいればうるさいと文句を言われます。本当はもう少しの太い音にしたいのでマフラー交換したいのですが、まあこれはこれでいいかと思えるエンジンサウンドです。

 

ただ燃費は正直言って誉められたものではありません。市街地で7〜8km、高速でも12〜13kmくらいで当然ハイオク仕様なので、昨今のガソリン価格高騰は懐に響きます。エコカーのエの字にも引っかからない100%自動車税に古い車に課される15%増税も対象で、先日請求のきた税額は45,400円です、、、

 

燃費や税金の件を差し引いてもClio3RSは良い車です。特にF1teamR27にはレカロのルノースポール仕様のSportsStarが標準で備わっています。見た目は確かにかっこいいのですが、セミバケットなので座り心地はと思ったのですが、これが最高。身長170cm、体重56kgの痩せ型の体型ですが、しっかり体をサポートしてくれるので、長時間座っていても全然疲れない。これはほんと目から鱗です。車両のハンドリングとこのシートの組み合わせは最高です。一度乗ったら降りたくなくなるとはこのことを言うのだと思います。一方ネガティブなことを言うと、乗り降りが大変(汗)サイドサポートが張り出しているので、乗り降りはシートを押さえて体を持ち上げて行います。ドアの開口が狭い場所、雨の日は最悪です、、、ですがこれも気になりません。それくらい良い車です。ただ家族には最悪の評価を得ます、、、ので余裕がある人はセカンドカー(ファーストカー?)が必須です。

 

私の車両は前期型ですが後期型もそろそろネオクラシックカーの部類に入ってきます。走行距離や、整備、部品など難しくなってきます。今も少し苦労している部品がありますが、それもまた楽しんでいければと思います。