●私にとってのカメラストラップとは
カメラを所有するようになって40年。ストラップはメーカーロゴが入った、そこそこ幅のある、しっかり物をセレクトしてきました。メインカメラの買い替え(買い増し)は4台、メーカは2社、買い増ししたモデルに付け替えていたので、2本しか持ったことがありません。つまり特別こだわっているわけではありませんでした。
●ストラップに求める事といえば
特に拘っていなかったので、求めることといえば以下くらいしかありません。
・カッコいい
・カメラを使っていない時に安心して身に付けたい(ぶつけない)
・根本的に邪魔な時があるので簡単に外したい
●peakdesign ストラップとの出会い
YoutubeでSLIDEのレビューを見て、こんな物があるのかと感動したしました。動画の見せ方も良かったのかもしれません。しかし、なんとなくカメラストラップに抱えていた、ちょっとしたストレスというものを明確に認識するようになりました。ストレスが明確化されてしまったのでもう買うしかないかなという結論に達しました。
●ストラップは種類豊富
Peakdesignにはカメラストラップに類するものはいくつかあります。
http:// https://www.peakdesign.com/collections/straps/
・CUFF 色:Black/Ash
手首にかける「リストストラップ」
・CLUTCH 色:Blackのみ
カメラと手をホールドする「ハンドストラップ」
・SLIDE 幅45mm 色:Black/Ash
・SLIDE LITE 幅32mm 色:Black/Ash
・LEASH 幅19mm 色:Black/Ash
首にかけられる「ストラップ」
●peakdesign SLIDE を購入した理由
機能的なデザインがカッコよくストラプ幅も大きめの方がそれを強調できるように思います。また今まで使っていたものの幅に合わせて45mmを選択しました。色の選択肢は2種類でしたので、カメラの黒と合わせると重くなりそうだと思い、Ash(グレー)を選択しました。過去のモデルには赤やブルーなど明るめの色もあったようで、こっちの方が好みではありますが仕方ありません。
●実際に使ってみて
①カメラ本体への取付
もともと付いていたストラップを通す三角の金具を外して、本体に直接紐を通すようにしましたが、これはNGでした。peakdesignの売りであるANCHOR LINKS(取り外し可能とする機構部品)が本体にぶつかって傷がつきやすくなるので改善が必要です。
2019-4-9「peakdesignのカメラ用品は本当に最高なのか?④ ストラップ編 追記」に追記しています。
②ストラップの素材の印象
車のシートベルトに近いものでかなりしっかりしている評価を見ていましたが、思ったほどごわつかず、手触りもいい感じでした。肩、首に当たるところは補強が入っていてこの部分はしっかりできています。通常使用は気になりませんが、折りたたんだりする時には問題があるのですが、ちょうど中間部分に折りがついているので、その部分を中心に折りたためば問題ないようにできています。
③装着感
素材感が適度にしっかりしている点と、手触りがすべすべしていていい感じななので、首にかけても引っ張られ感もなくフィットしています。補強が入っているあたりの片側にだけ滑り止め防止いの処理がされているので、肩にかける時などはそちらを内側にすればさらに安定感は増します。細かいところまで気を使っているので違和感はまったくありません。
④ストラップの長さ
スペック上は最長で145 cm、最短で 99cm。身長168cmの私にはもう少し短くても良いように感じました。あと5cmくらいでしょうか。感覚的にもう少し短くしたい場面がありました。
⑤伸縮機能
機構部分の質感、操作感も想像よりよくできていました。操作感や撮影しながらの伸縮も思った通りに操作できています。しっかり感もあるので、安心+満足感があります。
⑥不要時の取り外し
ストラップが邪魔になるケースが時々あるのですが、ANCHOR LINKSという取り外し可能な機構が付いているおかげで、状況に合わせてストラップ有り無しが選択できるのは非常に大きな利点になります。しかしながら取り外した時ににはANCHOR LINKSの片側が耳のように残るのは仕方ない事にします。
⑦収納
取り外した時はどこかに収納する必要があります。先に話したように折りたたみしやすい工夫もされて、専用の収納ポーチもあるので、綺麗に収めることが可能です。
●総評
上記したストラップに求める事が全てそろっており、それを十分満たしているように思います。あえて言うなら色のバリエーションが欲しいところです。個人的には特定のブランドのコラボモデルがあれば買い増しも検討したいと思います。価格については今回触れておりませんが、所有感含めて個人的には満足しています。