Col de Turini

ルノーとモンキー50を中心に好きなモノ、コトについて書いています

ルーテシアRSとスタッドレスの相性2

2020年の冬は記録的な暖冬となり、スタッドレスの力を発揮する場面はほとんど無かった。例年より早く夏タイヤへの交換を行いました。昨年は摩耗をあまり気にせず運転していたので、今シーズンはかなり気をつけて走ったつもりです。しかしながら外してみると走行距離の割に、予想以上に磨耗が進んでいて、おそらく来シーズン(3シーズン目)で摩耗限界50%に達しそうな感じです。

 

前輪で5000km、後輪で3000km50%のサインまで約12mm。

f:id:coldeturini:20200302140131j:plain

 

前輪で3000km、後輪で5000km50%のサインまで約23mm。

f:id:coldeturini:20200302140119j:plain



前にも書きましたが、日本のスタッドレスタイヤ、特にブリジストンなどの、柔らかいコンバウンドを売りにしているメーカーのものは減りが早く、それでも4シーズンくらは使えたのですが、ルーテシア4RSに履かせるとそこまでは持たないのが現実となりそうです。

 

まだ気が早いですが、次の交換タイヤどうするか、今から悩みそうな感じです。次回はブリジストンをやめようかと思っています。今まで関東地方に住んでいながら冬の新潟を想定したタイヤ選択をしてい他のですが、これからは乾燥路の走行を考慮したものにシフトしてみようかと思います。銘柄はこれから検討していこうと思います。(かなり気が早いですが、、、)

 

30年くらい前、スタッドレスタイヤが普及し始めた頃、当時ルーテシア1に乗っており、当時は情報も無く純正タイヤがミシュランで気持ちよく走っていたので、スタッドレスタイヤミシュランしなけばと、安易な気持ちで当時のスタッドレスXM-S1001990年頃、確かこのような名称だったような?)を購入しました。このタイヤ、高速道や乾燥路では普通のタイヤとそう変わらず走行でき、雪道も圧雪路ならば問題なく走破できていたのですが、一転凍結路は結構滑りました。危ない思いも何度もした記憶があります。その経験から当時から凍結路重視のタイヤ開発を行っていたブリジストンに鞍替えして今に至っています。

 

↓1982年登場のスタッドレスタイヤの原型となるXM+S100

f:id:coldeturini:20200302140717j:plain

 

購入したものは、コンパウンドは違うと思いますが、見た目はまんまこんな感じだった

f:id:coldeturini:20200302140731j:plain

 

今は夏タイヤスタッドレスタイヤも当時と比べ物にならないくらい性能が向上しています。それぞれの環境に合わせて開発しているので、ある程度は想定外の範囲も広くなっていますが、それを超えると極端に性能が落ちます。摩耗については車も極端であればあっという間に摩耗するのが今回の例だと思います。

 

タイヤは見た目は黒いだけですが、いろいろ調べたり、経験すると本当に奥が深く、自分の好みや、環境に合わせたものを選択できる楽しみもあります。最近は北欧のNOKIANタイヤも日本に進出してきているので、いろいろ調べてみることにしたいと思います。