Col de Turini

ルノーとモンキー50を中心に好きなモノ、コトについて書いています

スタッドレスタイヤ ピレリ アイスアシメントリコプラス 2年目シーズン突入

やっと寒くなってきて、雪国に帰省する前にPIRELLI アイスアシメントリコプラスに交換。心配であった2年目シーズンの感想を話したいと思います。

 

PIRELLIは2023年シーズンが始まる前にこのモデルの新型「ICE ZREO ASIMMENTRICOを発表しています。P-ZEROから受け継ぐ「ZERO」の文字を追加したことで、PIRELLIの本気度が伺え知ることができます。日本の冬は特殊な環境と言われ、それにマッチしたとしてBRIDGESTONのブリザックは高価であっても一番選ばれるタイヤになっています。それを目標に開発したタイヤは興味があるのですが、残念ながら今回は一年前に購入していた、普通のアイスアシメントリコの話です。

その評価はここで話をしていますので良かったら。

 

早速旧モデルになりましたが、昨年は非常に高評価をつけさせていただいた、アイスアシメントリコの2年目シーズン初期の感想を話していきます。まずはタイヤ交換時にゴムの硬化度を確認しました。硬度計を使用していませんが若干硬くなっているのかな?が率直な印象です。ブリザックの2年目はと比べればかなり硬いと言えます。ただこのタイヤは硬くてもしっかりグリップするのでそのあたりも確認していきます。

 

今回体験できた路面のパターンは2種類、①シャーベット状の積雪路面と②数センチの積雪(圧雪)路面で、積雪の下は凍っている状態。(溶けた路面に雪が積もった感じ)

 

まず①のシャーベット状の積雪路面、これは2年目でも優秀な印象は変わらずしっかりした手応えと安心感で運転することができます。無理な運転をすれば滑るのですが、滑ってからのコントロールもマイルドで不安に感じることは少ないです。これば元々タイヤが硬いことや、ブロックパターンが優れていることに起因するもしれません。この手の路面で不満に思うことはありません。

 

次に②の下が凍った積雪(圧雪)路面ですが、この路面は個人的にアイスバーンの次に滑りやすい路面だと思っています。この状況ですと初期の手応えは良いのですが、限界を超えると滑り始めます。この限界は残念ながら若干ですが、ブリザックに劣ります。ただ滑り始めやコントロールはしやすいので、山道のようなところは、あえて滑らす走り方をすると意のままに操っている感で運転ができます。ただどの操作も丁寧に行う必要があり、やはり限界を超えてもコントロールできる速度やそういう運転ができる車両が必要でると付け加えておきます。

 

住んでいる地域が雪国と言われる環境でなければ、雪の無い時の性能も気になります。これについては、非積雪路、高速道路について文句のつけようがありません。ブリザックは濡れた路面はハンドル操作、ブレーキ、アクセリングも結構気を遣いますし、高速道路のタイヤの柔らかさからくるフラつきはハンドル操作に気を使います。この点アイスアシメントリコはまったく気を使わなくても走れます。夏タイヤと比較してもかなり優秀です。

 

今回いろんな路面を運転して感んじたことですが、私の車両はルノークリオ3 のRSグレード。スポーツモデルで足回りもそれなりの硬さ、ハンドリングも素直で、ドライビングプレジャーの高いモデルです。なので路面の反応は素直に伝わってきます。その車両特性はこのタイヤと相性が良いのかもしれません。積極的にタイヤと路面の感触を感じながらの運転であれば良く感じられます。この逆で反応がダルの車両だと評価はどうでしょうか、、、。ただコスパは変わらず良いと思います。気になる場合は試す価値はあると思います。個人的には高価にならなければ、次もこのモデルを選択するつもりです。

 

ブリザックは値段が高いので、最低4シーズン使用想定でしたが、アシメントリコはかなりリーズナブルなので3シーズンでもいいかと思っているので、性能低下もあまり気にしなくてもいいかもしれません。

 

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