Col de Turini

ルノー車を中心に、好きなモノ、コトについて書いています

購入後初めてのエンジン始動とセカンダリーキック方式

モンキー スペシャル スペンサーは、画像と紹介文だけのオークションで購入。個体に不安があったので、まずはエンジンがかかるかの確認から始めました。購入先の方の話ではエンジンは問題なく始動できるとのことですが、基本ノークレームなのでエンジンがかからなければハズレとなります。少しドキドキしながら確認をおこないました。

 

結果は、きちんとエンジン始動でき、普通にアイドリングし、問題点は無いようです。私有地でちょっと走らせてみましたがブレーキ含め不具合はみつかりませんでした。ただ自分の無知から、エンジン始動に手間取いそこでバイクというか、エンジンのメカニカルの奥深さを知りました。

 

キックスターとしても、初めはキックの反発がなく、エンジン内部圧縮が無いような感じで、クラッチを握ってキックするとスカスカ。これはやばいもの摑まされたかと冷や汗をかいていました。しかしギアを入れてクラッチを繋いでキックすると簡単にエンジンがかかり(押しがけみたいな感じ)、問題なく走りだします。これはクラッチがおかしいのか等と、いろいろ考えたました。よくよく調べてみるとモンキーはクラッチを握るとキックの力がエンジンに伝わらなく、ニュートラルに入れて、クラッチを離してキックをするタイプのエンジンだそうです。これはセカンダリーキック始動方式というらしく、70年代以前の古いエンジンはそれが常識らしいです。しかしそれではエンストした時にいちいちニュートラルに入れ直す必要があり、今のクラッチを握ったままエンジンがスタートできるプライマリーキック方式に変更されたようです。

 

元々はレーシングエンジンに採用されていた方式で、1秒を争うレース中にエンストしてもすぐにエンジンスタートできるように考えられた機構のようです。

 

自分が学生時代(それでも80年代です)、新しく発売されたバイクにはプライマリーキック方式のものだったのでその事は全く知らず、モンキー50の基本設計の古さと自分の無知さを思い知らせれたと同時に、さらにメカニカルの奥深さに興味を持ちました。

 

ちなみに一説にはプライマリーキック方式のプライマリー「基本的」「初期(第一)的」の意味があり、ここで使われたのは「初心者」の意味だそうです。市販車ではだれでも簡単にできるようにと考えられた方式だったようです。