Col de Turini

ルノーとモンキー50を中心に好きなモノ、コトについて書いています

NIKON Z50 軽さは性能を超えるか

このブログをスタートしたのが、ニコンDfのグリップ改善の話からでした。デジタルカメラでありがなら、往年の1眼レフのようなデザイン、そしてオールドニッコールレンズのほとんどが使用できるというこで、一時期話題と人気を博しました。私もその一人で、それまでのD200から乗り換えを決めました。

 

それから5年強、満足して使用していたのですが、時間と年齢を重ねると、Dfの大きさと重さがちょっとずつボディーブローのように私の興味(評価)を少しず下げていきました。所有感や、いわゆるカメラとしては未だ自分の中では一級品で、最新のカメラと比較しても引けを取らないと思っています。その点の評価は決して下がってはいません。ですがフルサイズ一眼レフの中では軽量、コンパクトなのですが、個人的な感覚で厚みや、ホールド性改善が、使用時間持っていると疲れを感じるようになってきました。

 

ストラップをつけて首から下げるのも、なんとなく億劫で、PeakDesignの太めのストラップ「スライド」を購入し試したのですが、ストラップ自体は素晴らしかったのですがそんなに気持ちが変わる事はありませんでした。

 

そんな時にニコン Z50のレビューを見て、これだけと直感で好印象を得ました。D200からDfに乗り換え、DXからFXへシステム入れ替えをしたのですが、それでもZ50の期待はかわりませんでした。発売日にカメラ屋に行き、30分以上はいじっていました。確かに少し安っぽさはありましたが、思った以上にEVファインダーも良く、老眼が始まった自分には、むしろハッキリ見易くて、Dfの未練は無くなっていきました。

 

数日後、自宅にダブルズームキットが届きました。そしてDfは次のオーナーの元に旅立って行きました。何台もカメラを所有するほど裕福ではないので、しばらくはZ50で楽しむことにします。

 

写りに関しては、現段階でレンズキットのものが最適だと思います。アダプターを介してFマウントも使えますが、軽さとコンパクトを考えればそれ以外は今の所は検討の余地はありません。

 

首から吊るしても首に負担はありません。背中に回しても暴れるような動きはなく、軽さとコンパクトさは今までにない感覚です。

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カメラはゴツくて、立派なものが良いという古い考えがありましたが、軽さとコンパクトさは、それを上回る価値があるように思います。現に今まではカメラを気軽に持ち歩こうとは思わなかったのですが、いまはカメラ一個だけ持って背中に背負って出かけます。

 

まさに軽さは性能を超えると言っていいかもしれません。まだ本格的に使い込んではいないのですが、今までの撮影の幅が広がるのではないかと勝手にワクワクしております。