Col de Turini

ルノーとモンキー50を中心に好きなモノ、コトについて書いています

ルーテシア4 RS 低ダストブレーキパッド 交換後のレビュー

純正ブレーキパッドは、カックンブレーキとダストの汚れが気になるということでENDLESS PREMIAM COMPOUND(プレミアムコンパウンド)に交換しました。当初は、初期制動、強く踏み込んだ時の制動力、フィーリングも安定し、一番気になっていたダストもほとんど出くなり、最高だと評価していました。その後約4000Km程走行したので、実際どうだったのかを報告したいと思います。

 

少し物足りない

その後、印象に変化がありました。率直なところ制動力が足りない、という点です。初期の頃はパッドの当たりもでていないので、意識して強めに踏み込んでいたのかもしれません。その当たりが出るまで結構な距離が必要で、その後無意識に自分の感覚でブレーキを踏み込むようになると、もう少し効いてほしいという感覚がでてきました。

 

物足りない理由を分析

本来の目的は、初期制動(カックンブレーキ)と、ダストの改善なので、こんな不満はまかり通らないのですが、まずは不満の詳細を分析してみました。

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上のグラフをみていただくと、紫色の点線が現時点の印象です。初期のころは一定の制動力て安定していたように感じていましたが、純正ブレーキパッドの不満点を埋めるように評価していようです。当たりが出て慣れてくるとペダルの踏み始めや強く踏んだ時の、A、Cのエリアでは制動力不足を感じるようになってきました。Bのエリア(市街地で一番多用する領域)ではほぼ満足できているのでメーカーの設計通りの性能が出ているとの評価もできます。その点では非常にすぐれた製品でると言えます。

 

何を優先するか

ブレーキフィーリングは人、環境、走行距離によって変化していくので、少し物足りないが許容していくのが正しい理解ではないかと思います。とにかくダストと一定の制動力を求めている方にはおすすめできる製品です。純正のパッドから新車交換でも良いと思えます。ただ、車の性格通り、走る方、ダストが気にならない方は、スポーツパッドを選択したほうが無難であることは付け加えておきます。