Col de Turini

ルノーとモンキー50を中心に好きなモノ、コトについて書いています

タイヤ外しと新品ホイールの組み付け HONDAモンキースペンサーレストア #3

外装を外して、次にホイールの状態確認をおこないます。モンキーはチューブタイヤ+合わせホイールなので、初心者にも比較的簡単にタイヤ交換ができます。ただ物によっては錆や固着によって外すのが困難なものもあるようです。

 

アクススルシャフトのボルトを緩め、シャフトを抜けば簡単にホイールが外れ、そのままブレーキハブも外れるます。ホイールの状態は見た感じ悪く無い様です。まあ年式を考えればそれ相応でしょうか。ブレーキハブの内部も少しサビはありますが綺麗です。

 

フロントリア共にハブは4本のボルトで固定されているのでそれを外します。

 

ホイールも4本のボルトで止まっているのでこれを外すと合わせホイールがバラバラになるはずですが、タイヤのビードが固定されているのでここを外していきます。前後でホイールの状態が違っていて、画像下側の黒っぽいやつは錆がないのですんなり外れました。大変だったのは上の錆びているホイールです。この錆にタイヤの噛み付いて動かないので外すのが大変でした。潤滑剤として家庭用食器洗剤を染み込ませて少しずつヘラでずらしながらやりました。時間にしてのべ1時間はかかったでしょうか。力を入れ続けての1時間はきつかった(汗)やはり錆の進行があり作業は困難となりました。

 

ホイールのサビの状態は以下の通り。錆を落として再利用とも考えましたが、ノーマルホイールの間抜けなデザインが好みではないので新品を購入することにしました。

 

購入したのは田中商店の8インチの3.5Jのホール2セットです。色は元色に合わせて黒を注文。1セット6340円とかなりリーズナブルです。Yahooショッピングで購入したので、ポイントがついてお得に購入できました。ちなみに武川やGクラフトなどの国内有名ブランドとなると1セットかるく1万円は超えて、流石に手が出ません。私にはこのくらいがちょうど良いです、、、しかし中国製ですので、ディスク面が少しうねったり、小傷がありますが品質もそこまで悪くなく、これはコスパが良い製品だと思います。タイヤ装着後回転軸の確認もしましたが、比較的歪みも少なく感心しました。

 

タイヤは個人的な好みで、ベスパなどでお馴染み「MICHELIN S83」を選択。モンキーカスタム定番の「ダンロップ TT100GP」も候補にありまいsたが、トレッドパターンがクラシックで好みだったのでS83にしました。ちなみにスペンサーのデイトナCBは装着タイヤがMICHELINなので結果合わせた格好になります。ただ値段が高くS83で一本だいた6000円台で、TT100GPだと4000円台なので、倍まではいきませんが少し高価なタイヤとなります。ちなみにサイズは8インチの3.5Jです。

 

この状態で箱に詰められて送られてきました。ラベルシールのビバンダムが可愛いですね。このラベルシールは剥がしてとってあります。

 

ホイールに装着するとこんな感じ。取り付けは新品同士なので簡単でした。片側のホイールにタイヤを嵌め込んで、チューブを隙間に入れ込みます。もう片側のホイールを組んでネジで締め上げます。外す時同様タイヤとホイールの隙間には家庭用食器洗剤で、滑りをよくしてチューブに空気を入れるとすんなりビードの位置が定まって組み付け完了。ホイールが3.5J、タイヤも3.5Jですので、ちょうど良いタイヤのふくらみになりました。かっこいいです。以下はハブも装着済みの写真です。

 

フレームを仕上げた後に仮で装着しました。このホイールとMICHEKIN S83の見た目の相性は結構いい感じですね。早く組み上げたいけど、この先まだまだやることがあるので、ゆっくりやっていきたいです。

 

ベスパ御用達のタイヤですが、モンキーにも似合うミシュラン S83

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コスパが良いと思います。ノーマル調でまとめたい方に最適


eBayで個人輸入 Clio3RS 足回りをリフレッシュしたい3

 

足回りのリフレッシュは純正品で入れ替えることにしました。大した苦労もなく安い工場を選んで頼もうと思ったのが大間違い。ここからが大変でした。交換自体は並行輸入車でもOKということでルーテシア4RSからお世話になっているルノーディーラーにお願いすることにしました。まずこれが4月頃の話です。作業依頼をして少し経ったある日、交換部品に正規ルートではどうしても入手できないものあると連絡ありました。方法をいくつか相談したのですが、結局この部品だけ自分で探すことになりました。

 

入手できない部品は「Cupシャーシ仕様のフロント、リアショック一式」。国内の輸入代理店やスペシャルショップ等で探してもらったのですが、どこも良い返事がもらえず途方に暮れました。いっそのこと社外品で代用しようかとも思いましたが、運良く?eBayに出品があり、個人で部品輸入を行うことにしました。

 

このeBayですが、ポーランドルノースポーツ専門パーツショップが出店(出品)しており、他にも純正部品があるので以前にステッカーやシフトノブ等を購入していたショップでした。金額が安かったので気軽に購入していたのですが、今回はそこそこ大金なので少しドキドキして購入手続きをおこないました。

 

最終的に購入する部品は、「フロントスプリング」「スタビライザーリンク」「フロント、リアショック一式」です。交換するディーラーでも、何故か日本では取り扱いのない車両のCupシャーシ仕様のフロント、リアスプリングと、正規輸入車と同じ部品のスタビライザーリンクは入手できるということでした。しかし送料をかけても輸入の方が安くなるので今部品はこちらを選択する事にしました。

 

「Cupシャーシ仕様のフロント、リアショック一式」はカー色のマーキングで仕様の違いを確認できるので、本当にCupシャーシ仕様のショックなのかの確認は行いました。発注をしたのが6月で、ちょうどヨーロッパがバカンスシーズン突入ということで、状況を問い合わせをすると「7月まで休みです」との返事がありましたが、同時に連絡だけはFacebookでコンタクトしてくださいとの連絡もあり、こちらの方で確認しました。だた注文しても部品の在庫が無く、ルノースポーツ自体もバカンスに入っていたので、結局入荷は7月に入ってからで、そこから発送し8月になってやっと届いた次第です。しかも6月に発注をかけた時点でカード決済はされて、お金だけ取られて物が届かないという不安な時間を過ごしました。

 

ただeBayの素晴らしいところは、万が一製品が届かなくても全額補償してくれる仕組みがあること。さらに発送状況は事細かに確認できるので、長い時間待たされていても比較的安心できました。部品をお探しの方は是非挑戦してみてください。ちなみに以下の様なステータスがヅラヅラと表示されます。この部品は入荷に時間がかかりましたが、追跡発生(発送済)が7月15日、発送完了が8月3日なので概ね3週間で到着したことになります。

 

届いた部品はちゃんとCupシャーシ仕様の証であるオレンジのマーキングのついたショック一式です。確認したとはいえ間違いなく届いて安心しました。

 

遅れて届いたフロントスプリング。こちらもCupシャーシの青、オレンジのマーキング付きです。部品は梱包サイズを小さくするためか?2個を圧縮してひとまとめにしています。緩めて外さないとしないと外れません、、、(汗)

 

あとは工場に部品を持ち込んで交換作業をお願いしたのですが、現在混み合っているとのことで、9月にその他の整備も併せてお願いすることにしました。とりあえずこの夏はこのまま乗り切ります。

フェンダーなどのプラスチック部品の掃除 HONDAモンキースペンサーレストア #2

基本的に錆ないプラ部品はこの車両に関してはほぼ新品状態で、フェンダーの裏側に汚れはあるもののかなり綺麗です。まずは洗車シャンプーで綺麗に洗って汚れを落します。細かな傷や、塗装の剥げがあったのでそれはコンパウンドとタッチペンで補修をおこないました。あとは磨いてワックを塗って完成です。劣化の少ないプラ部品に補修はらくちんですね。

 

フレームに直付けした部分には、ネジなどの錆が移っていましたが、コンパウンドで磨くだけで綺麗になりました。

 

ケーブルなどで擦れていた部分は塗装が禿げていますが、タンクの錆補修用で購入したタッチペンを塗って補修しています。ちなみに色は「ホンダ ホークII HAWK プレアデスシルバーメタリック カラー」が同色らしいですが、色番号はフレームにちゃんと記してあります。

 

フェンダーの先は傷がつきやすいですね。できる限りコンパウンドで磨いてきれいにしました。この程度の傷は問題ないです。

 

タンクやサイドカバーも一緒にワックスを塗って綺麗に仕上げました。ちなみにワックスは車で使っているもので、グリオズガレージというアメリカのケミカルメーカーのものです。かれこれ20年以上このシリーズを愛用しています。コンパウンドを含まないワックス成分のみのもを選んでいます。これはワックの層ができるそうで、コーティングまではいきませんが、塗り続けるとツヤに深みが増していきます。



スペンサーシルバーのタッチペン NH-104

 

このワックスは持ちもいいので数年はこれ一本でOKです

 

シャンプーもこのブランドに合わせて選んでいます

 

 


古いヘルメットを自分で補修

●初めに注意事項

製品安全協会でヘルメットには有効期間が定められています。使用開始から3年で、適合パーツ(補修部品)も順次生産終了としなくてはならないようです。古いヘルメット使用は自己責任でお願いします。

https://www.shoei.com/contact/rider/faq/helmet_use/useful-life.html

※上記SHOEI公式サイトから

 

いきなり注意書きから入りましたが、自分が持っていたSHOEIのヘルメットは、レジェンドライダー加藤大治郎レプリカ、X-ELEVEN。購入が2004年で大治郎さんが逝去された次の年の発売だったと思います。その後2年くらい使用して、その後バイクも乗らなくなり、埃を被ったまま棚の上に上がっていたものです。約16年経過し今年モンキー購入を機に再びこれを使おうと手にしたところからか始まります。

 

久しぶりに被ってびっくり、中からボロボロ何かが落ちてくる、、、。最初はゴミか何かかと思ったら、内装のスポンジが劣化し、ボロボロ崩れるように剥がれ落ちてきます。すべてのスポンジがダメになっていて、少し綺麗にしてもきりがありませ。モケットの表面を覆っている合皮も加水分解を起こし、これも触ればば触るだけ剥がれてきます。これはもう全部剥がしきるしかないと覚悟を決めて徹底的にやる決意をしました。

 

ヘッドパッドについているスポンジがボロボロで、それに付いていた内装がだら〜んと落ちてきます

 

イヤーパッド底面(肩に触る部分)や顎紐のカバーなども加水分解でボロボロ

 

ヘッドパッドを外すと、スポンジのカスがいっぱい溜まっていた。

 

こうなったら全部綺麗に洗って、綺麗になるまでとことんやります。まずは外せる内装は全部外して、ヘルメット自体と内装を洗いました。内装は衣類の洗剤を使って、ゴシゴシやりました。意外と汚い汁が出てきて、実使用2年でも結構汚れるものだと思いました。

 

合皮の加水分解箇所は全部剥がして、下地のモケットを露出させたら意外と普通なのでこれはこれでOKとしました。

 

ヘッドパッドは完全にスポンジが無くなってしまったので、ここに新しいスポンジを補います。スポンジは5mmの普通のスポンジを適当にカットして、スプレー糊の強力なやつで貼り付けます。これをひっくり返してヘルメットに収めればOKです。ちっと見た目は悪いですが純正品と大差なく、被った感じもいい感じで十分機能を果たします。

 

顎紐カバーは合皮の下地の綿みたいのが剥がれるので、仕方ないのでこれは外すことにしました。新品だと手に入っても三千円くらいしたので、特に無くても問題ないので無しとします。

 

最終的に見た目は以下のような感じになりました。イヤーパッドの肩に当たる部分の合皮は綺麗に落ちて、モケット地のみになりまいた。これはこれでいい感じです。先書いた通り被った感じも大差なくで出来ました。あとは自分の頭にピッタリになるように微調整をしました。この後はバイクのレストアを頑張ります。

 

安いけど補修用のスポンジとして十分「普通のスポンジ5mm厚」

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布やスポンジなど、曲面に貼り付けるのに重宝する「コニシボンド スプレーのり」

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かるくレストア方針の確認 HONDAモンキースペンサーレストア0

この車両の素性が把握でき、一応走行もできるので、この状態でもいいのですが、やはり綺麗にしたいので、プチレストアとして作業を進めることにしました。

 

車両の状態から察すると、一時的に屋外保管されていた事が錆の状態から把握できます。20年前弱の車両としては決して悪い状態ではありませんが確実に経年劣化しています。タンクとシートは見た目綺麗だったのでが、よく見ると裏側のさびが進行していました。ホイールなども所々錆びています。エンジンは先日報告した通り、車両よりさらに古い物だったのでここも手を入れるかボアアップするかして、いずれにしても綺麗にしていきたです。またフレームや、アーム類、ステップ、は決して悪い状態では無いですが、ここもどの程度手を入れるか考えながら進めていきたいと思います。少しずつバラして確認しながら進めていきます。

 

以下は作業する前に状態チェックした内容です。

 

ぱっと見タンクは綺麗です。純正品である照明の一つ、注意ステッカーもいい感じにやれています。

 

しかしタンク裏側は見事に錆びています。形状的に湿気が篭りやすく、表面に比べて塗装の膜圧も薄く、クリアも吹かれていないためだと思います。

 

塗装膜の下まできている傷は放っておくと確実に錆びます。数箇所発見してこれが一番大きいです。

 

タンク内は綺麗で、錆ひとつありません。これは非常に助かります。あとで燃料コックにつているフィルターも掃除しましたが、とても綺麗な状態でした。

フレームはタンク下(キャブの上側)にそこそこ立派な錆が発生しています。この個体で一番重症と思われる箇所です。ただ強度には問題なく、よく見れば目立つ程度なので応急処置として軽くサビをとって、黒サビ錆転換剤とサビ用の黒塗装をしておきました。

 

キャブレターは特に問題なさそうでしたが、エアクリーナーのスポンジが死んでいました。スポンジは新品を購入しておきました。

 

エンジン表面、特に下側はアルミ腐食錆が出ています。ここはエンジンを下ろしたときに綺麗にしていきたいと思います。

 

ブレーキペダルの錆。これくらいは許容範囲でしょうか。カナブラシで擦れば綺麗になるレベルだと思います。

 

チェーン、スプロケも走行2700キロ、20年経過相応の状態です。

 

タイヤはフロント、リア共に割れが発生。交換が必要レベルです。ダストシールも割れているのでこれも要交換

 

シートはリベットと裏面に錆が浮いていますが、これも軽く錆び取りで大丈夫な状態です。HONDAの印刷がうすれていますが、シート表皮自体は綺麗な状態です。隙間に汚れが溜まっているのでそれは綺麗に取り除きます。

 

フロントもそすですが、灯火類は細かい傷はあるものの、コンパウンドなどで磨けば綺麗になり、それ以上手を入れる必要はなさそうです。

 

その他フレームなどの細かい錆や汚れはこんな感じです。確かに錆びていますが、綺麗な方と思います。ですか少し手を入れて綺麗にしていきたいと思います。



今の時代に合わない燃費を記録   ルノー クリオ3RS

最近暑くなり、本格的にエアコンを使用するようになりました。購入時エアコンが効くのは確認したのですが、それが昨年の10月だったこともあり、真夏の経験はこれからとなります。結果から言うと性能面ではエアコン自体はしっかり効くので、この点はひと安心ですがちょっと気になる点があります。

 

それは作動音が結構するとうこと。音としてはウイーンウイーンと、エンジンの回転数にあわせて室内に響いてきます。初めはこういった車両なので、こんなものかとスルーしていたのですが、ある日燃費が思ったより悪くなってることに気づきました。

 

元々燃費が悪い車両で、エアコンオフで、いわゆる市街地の走行、通勤時間帯の使用で車載の燃費計で13.0L/100km。欧州車に多い燃料表示で、リッター換算で7.69km/L。現代車とは比較になりませんが、古い設計の2リッターDOHC、VVT機構付きのスポーツ系エンジンであればこれくらいは片目をつむるくらいでいました(汗)。

 

ただエアコンオンにすると状況は大きく変わります、走行環境は同じでも、燃費計の数値が落ちません、、、。普通であればガソリンを入れた時は不安定で大きめの数字をだすこともあるのですが、それは徐々に落ち着いてきます。それがエアコンオンでは高い数字で安定しています。運転方法が悪いのかと意識的に燃費走行しても、15.0L/100kmを行ったり来たり。

 

これには何度も目を疑いました。この数値リッター換算では6.62km/Lです。その昔、ランチアデルタ、インテグラーレを所有していましたが、それは4~5km/Lくらいでした。ただこれはターボ車で、その当時はこんなものかと納得していましたが、今やハイブリッド、エンジン車でも10キロ代後半は当たり前です。さすがに昔のような免疫はもうありません。ガソリンの金額と燃費の悪さにはさすがに頭が痛いです、、、。

 

燃費計の数値は紛れもなく事実なのですが、もしかしたらエンジン自体に問題があるのかもしれません。各種センサー不良や、エアコンのコンプレッサーの音など、エンジンに負担がかかっているのではないかとも思っています。ただ、今は元気よく走っているので、今後の点検や、明確に不具合が発生した時にチェックしていきたいと思っています。

 

 

Clio3 RSは素晴らしい車

先日約800Kmほどのロングツーリングをおこない長距離を走ってきました。そこでこの車両の優秀さを感じた次第です。

 

まず一番気に入っているのが乗り心地。これはタイヤがミシュランパイロットスポーツ4をはいている恩恵の一因もあると思いますが、現時点(95000Km)でもかなりフィーリングが良いです。それなりの走行距離なので足回りは交換したいと思っていいますがそれでもいい感じです。特に高速走行時、時速100Km/hを超えると車両のダウンフォースが効くのか、かなりピタッとした走行フィーリングを得ます。これはルーテシア4RSトロフィーと比べてもかなりいい感じで、4型へのモデルチェンジの意味があったの方考えさせられるくらいです。特にフロントのサスペンションの剛性感や、安心感、ステアリングから伝わってくる仕事してる感、、、は素晴らしいです。しかし一方市街地などの低速走行ではより乗用車的になルーテシア4RSの方に軍配があがるのも事実。ただ毎日乗る足車としては4型の方が良い感じがしますが、ワインディングを含めた高速走行など走ることを目的とするならば、断然3型の方が良いと断言できます。

 

エンジンは完全なノーマルですが、3500rpm以上になるとVVTの作動音が高まり俄然エンジンが回りたがります。気をつけないとそのままレッドゾーンの7500rpmに飛び込んでいきそうな勢いです。マフラーは変えていませんがVVTの効いた高周波のエンジン音はそこそこ大きく、同乗者がいればうるさいと文句を言われます。本当はもう少しの太い音にしたいのでマフラー交換したいのですが、まあこれはこれでいいかと思えるエンジンサウンドです。

 

ただ燃費は正直言って誉められたものではありません。市街地で7〜8km、高速でも12〜13kmくらいで当然ハイオク仕様なので、昨今のガソリン価格高騰は懐に響きます。エコカーのエの字にも引っかからない100%自動車税に古い車に課される15%増税も対象で、先日請求のきた税額は45,400円です、、、

 

燃費や税金の件を差し引いてもClio3RSは良い車です。特にF1teamR27にはレカロのルノースポール仕様のSportsStarが標準で備わっています。見た目は確かにかっこいいのですが、セミバケットなので座り心地はと思ったのですが、これが最高。身長170cm、体重56kgの痩せ型の体型ですが、しっかり体をサポートしてくれるので、長時間座っていても全然疲れない。これはほんと目から鱗です。車両のハンドリングとこのシートの組み合わせは最高です。一度乗ったら降りたくなくなるとはこのことを言うのだと思います。一方ネガティブなことを言うと、乗り降りが大変(汗)サイドサポートが張り出しているので、乗り降りはシートを押さえて体を持ち上げて行います。ドアの開口が狭い場所、雨の日は最悪です、、、ですがこれも気になりません。それくらい良い車です。ただ家族には最悪の評価を得ます、、、ので余裕がある人はセカンドカー(ファーストカー?)が必須です。

 

私の車両は前期型ですが後期型もそろそろネオクラシックカーの部類に入ってきます。走行距離や、整備、部品など難しくなってきます。今も少し苦労している部品がありますが、それもまた楽しんでいければと思います。

タンクの錆び取りから開始 HONDAモンキースペンサーレストア 1

ぱっと見綺麗だった燃料タンク。一番目に映る表面の塗装やスペンサーモデルのグラフィックステッカーは結構きれいな状態で、そこそこ手入れはされていたのかと思います。ただ注意書きのシールはさすがにヒビ割れが出ていました。これはこのま味として残しておきます。

 

それ以外は細かな当て傷からサビが出てる箇所もありますが、そこそこ綺麗な状態です。この程度は仕方ありません。ここはレタッチして綺麗にしていこうと思います。

 

タンクの中の錆もいっさいでていません。むしろかなり綺麗です。タンク内が綺麗なのは助かります。表面よりは圧倒的に補修が難しいのでラッキーです。

 

1番の問題は裏側。タンクをはずしてみたら結構錆がでていました。もともと上側とは違い、裏側の塗装は薄く、サビが出やすい状態ではあります。

 

これらをどう仕上げていこうか、リペアの方針を決めます。このままでもいいのですが、やっぱりサビが出たままなのは精神衛生上よくありません。とりあえずサビの除去から始めました。今回サビ対策として以下のケミカル商品を準備。

 

・サビを化学的に分解(落とす)エンジニア ネジザウルスリキッド  液体タイプ

・サビを化学変化させて、サビの進行を止める、ホルツ 錆止め&転換剤 サビチェンジャー ハケ塗りタイプ 70g

・サビの上からそのまま塗装できる、国産 水性 錆転換塗料 ブラック 超絶さびバスターPro 100g

 

タンクの小傷の下から出てきているサビが3ヶ所くらいあって、これはサビザウルスリキッドを綿棒について、ツンツンと液をしみ込ませて、サビが無くなるまでしつこく塗っては拭きを繰り返して、下地の色が鉄色になるまでやりました。以下の写真は分かりづらいですが、左から順に作業経過を表しています。傷の周辺の茶色いサビや凹凸になっている内部の錆も少しずつ綺麗にないっています。回数で言うと数十回繰り返してサビを除去しています。ここまで綺麗にして、リキッドを綺麗に拭きとって最終雨滴にはレタッチしました。

 

タンク裏側は仕方ないので、まずは正攻法金ブラシでゴシゴシ削り取ります。ある程度サビが綺麗になったら、リキッドザウルスを追加し、さらにサビを徹底的に落としていきます。完全に錆がなくなったら、ホルツ 錆止め&転換剤 サビチェンジャー を塗ります。これは塗ると錆が黒色に変化し、錆が進行しないようになります。塗って少し経つと真っ黒に変化するので見ていて面白いです、、。さらに錆防止のために超絶さびバスターPro を裏面全体に塗りました。表からは見えないので、完璧な錆対策として塗っています。今回はさらにクリアを拭いて完璧な状態にしています。

 

金ブラシ+リキッドザウルスでもここくらいが限度。錆は落ちていますが、うっすら変色(薄い錆)が残っていまします

 

サビチェンジャーで完全にサビの進行をストップさせます。面白いように真っ黒になります。なんとなく安心。

 

サビバスターをあえてハケ塗りで、溶接されている隙間までしっかり塗り込みました。おそらく完璧に錆を密閉できたとお思います。仕上げにクリアを吹きましたが、このクリアはウレタン系をおししめします。ラッカー系だと、パーツクリーナでは表面が溶けてしまします。(勉強不足でした、、、)

 

こういう隙間にはスプレーが届かない。

 

表面はコンパウンドで磨いてワックスを2層塗り艶出し完璧。もともと綺麗だったので仕上げも簡単で綺麗になってよかった。

 

紹介した錆傷はここまでわからなくなりました。画像真ん中にうっすらタッチペンの跡がわかります。

 


 

錆落としの仕上げ、削り落とせない錆をこれで除去

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錆を化学的に変化させて進行を食い止める

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隙間の錆はハケ塗りで完全密閉

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CityPOPの大御所、山下達郎2

2022年6月22日発売のアルバム「Softry」、Amazonでは1日早く6月21日に届きました。CDの初回限定盤で4400円のやつです。平日だったので時間が無く流してさーっと確認程度に試聴。感じとしては11年前のRay Of Hopeの流れを踏んでいるようです。でもこれってある意味凄くて、11年前のアルバムが色褪せないってどういうことって思います。表面的には新しいことにん調整んしていないとも取れるが、今の彼のこだわり(環境?)がそうなんだと理解しています。私の理解できない部分では新しい試みも含まれ入ると思いますが、、、

 

というわけで、週末、ちゃんとした音楽再生装置で試聴しました。余談ですがこのためにアンプを入れ替えました(汗)。しっかり聴くとシンガソングラーターの山下達郎の凄さや、音楽プロデューサーとしてのこだわりが伝わってきます。楽曲の印象を除いて一番感じたのが、とにかく音が良いです、楽器の1音1音や、声の響きなど、余韻が頭に残ります。会社に出てきても頭の中で曲が繰り返し流れています。こんな感覚は久しぶりです。

 

楽曲はというとどれも完璧です。40年聴き続けている人なので、良し悪しはもうありませんが、個人的には 1枚目、11曲目「コンポジション」が好みです。子守唄のようにゆっくり、そして優しく心の奥底に染み渡ります。アップテンポのリズム楽曲の達郎ビートも最高ですが、個人的にはスローな楽曲がいいです。新しい山下達郎を堪能できました。

 

今回初回限定盤を購入した理由は、アコースティックライブのCDが特典でついているからです。他のアーチストのライブ版はあまり興味を持たないのですが、彼だけは特別です。とにかくクオリティが凄い。スタジオ録音かのような演奏と音質で、これだけでも単発のライブCDとして出せるくらいのクオリティーです。ライブならではのアレンジはしていいますが、それがオリジナルと思えるくらい完成度が高いです。2枚目、6曲目「BELLA NOTTE」7曲目「HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS」は、20年前に発売されたアルバム「SEASON'S GREETINGS」に収録されている楽曲ですが、これはライブ版の方が臨場感があってこちらの方が断然良いです。

 

これでまたあと10年は楽しめます、、、というか今だにBIG WAVEMELODIES を聴いているので、どのアルバムを聴くか選択肢が増えて悩むだけですが、、、

 

購入した初回限定版

Amazon | 【Amazon.co.jp限定】SOFTLY (初回限定盤) (メガジャケ付) | 山下達郎 | J-POP | ミュージック

 

今も昔も変わらない逸品

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売るためにあえて音楽性を変えた作品

Amazon | MELODIES (30th ANNIVERSARY EDITION) | 山下達郎 | J-POP | ミュージック

 

 

 

RENAULT Clio3 RS シャーシカップとは

Clio3RS F1teamR27の足回りのパーツ入手に苦労しましたが、その理由としては、シャーシカップと呼ばれる専用の足回りを持っていることが一因でした。ルーテシア4RSになって日本でも「スポール」「カップ」「トロフィー」など足回りの違いがグレードにあることが明確になっていますが、3代目のルーテシア3 RSはワングレードで、一般的なシャーシスポールの足回りのついた後期型しか輸入されていません。ただ本国ではこれにシャーシカップと呼ばれるスポーツ志向の足回りが組まれている車両があり、F1teamR27は前期型かつ限定車としてシャーシカップとよばれるこれが装着されています。

 

これを個体で区別するには、普通のRS(シャーシスポール)は、ショックにピングのマーキング、スプリングは青+グリーンのマーキングがされています。これとは違い、シャーシカップはショックにオレンジ、スプリングに青+オレンジのマーキングがあります。当然このマーキングされたショックは日本には存在しないので、海外ルートで入手するしかなく、車両も生産終了して10年以上経過しているので部品を確保するのに苦労するのも当然です。

ただ、これも生産年によって多少違いがあるらしく、さらにレース用のスプリングもあり、かなり複雑です。自分の場合は今ついている車両の色を確認して注文をしました。

 

以下は普通のRSの仕様で、シャーシスポールと言われるタイプ。後期型のルーテシア3RSはこのタイプが装着。よって正規輸入されているので入手は比較的容易だと思いますが、注文したことがないので実際はどうでしょうか。この車両も10年選手になるので難しいかもしれません。

 

以下はシャーシカップ、F1teamR27もこのタイプが装着されていました。いわゆる限定車に装着されることが多く、日本には並行車として存在しているだけで、正規輸入された車両としては存在しないと思います・よって部品の入手が難しいのだと思います。

 

上記は自分で調べた結果ですので、もしかしたら違うかもしれませんのでその点はご了承願います、、、。詳しい方がいればご教授いただければありがたいです。

 


 

モンキー スペンサー 限定モデルの証明方法

オークションで購入した車両ですが、無事にエンジンが始動でき、基本走行に大きな問題がないことを確認したので、この車両が正規のスペンサー限定モデルなのか確認します。

 

約20年前の車両ですが、オークション画像でも結構美品でした。また現車を見ても綺麗な部類に入ると思います。ただエンジンだけが少し汚れてたので、怪しい感じはしていました。売主からは一応「詳しいことはわかりませんが、限定モデルとして購入した、、、」とのことでした。ちょっと遠回しな言い方だったので一応素性の確認として車台番号の照合をおこないました。車台番号はフレームとエンジンにそれぞれ刻印されているので、これが一致しその車台番号が限定モデルの番号に入っていれば歴としたスペンサーモデルとなります。以下は歴代モンキーの車台番号一覧です。

http://minimoto.jp/includes/templates/minimoto_black/images/monkey_history.pdf

 

スペンサーモデルは2004年製で、車台番号はAB27-15000~15999の間となります。まずフレームの刻印を確認します。刻印箇所はステアリングフレームの左側にあります。購入車両はAB27-15@@@@@で、ちゃんと限定モデルでした。まずは安心。

 

続いてエンジンの刻印です。刻印箇所はレギュレータカバーの下側、ステップの上にあります。よくみるとAB27E-12@@@@@、、、、。あちゃー、エンジンは少し古い2002年製のモデルとなります。まあしょうがないと思うしかありません。おそらくオークション出品時にエンジンだけ載せ替えたのだと思います。元のモデルはボアアップなどして手を加えたので、スペンサーモデルとしてプレミアがあるうちに売ろうと思い、入れ替えたのではと推測します。

 

覚悟はしていたとはいえ、これがオークションの現実です。販売数が少ない限定車かつ、約20年前の車両なので仕方ないと、自分に言い聞かせるしかありません。まあエンジンが違ったのは不幸中の幸い(?)。フレームが限定車であったのが良かったです。おそらくタンクやシート、フェンダーなどはその当時のままだと思います。それなりのヤレ感が、フレームと同じ感じなので。それがせめてもの救いです。

 

もし、この車両が綺麗で完璧な純正部品の車両であればノーマルのまま乗っても良いかとも思いますが、エンジン自体が別のものでれば、エンジン内部に手を入れても惜しくありません(笑)。

 

ということでこの車両のレストア(カスタム)方針ですが、外観はほぼノーマル。エンジンはボアアップ、キャブレーター、マフラー交換くらいはしたいかなと思います。タイヤは8インチのまま、少し太めのタイヤを履かせて、ブレーキもディスクブレーキに変更は避けて、あえてノーマルのままリファインしたいと思います。現時点の完成イメージで作業しながら気が変わるかもしれませんが、、、

Clio3 RS 足回りをリフレッシュしたい2

Clio3 RS 足回りをリフレッシュしたい2

足回りのリフレッシュについていろいろ検討した結果、F1teamR27としてノーマルのまま乗るほうが良いとの判断をしました。予算と、今後のメンテナンスを考慮し、足回り一式新品入手するべく行動を開始しましたが、10年前の限定車、しかも正規輸入車がないので部品が入手できるか心配しながらとなりました。結果はかなり大変で、入手できそうなお店に片っ端に問い合わせをしました。

 

正規ディーラーに相談

まずはルーテシア4RSからお世話になっているディーラーに相談。すぐに快く引き受けてくれたのですが、交換自体は可能だけど、部品が入手できるかが問題で、正規ディーラーネットには発注の部品番号が無いとのこと。いろいろ動いていただいたのですが、結局ショックだけはどうしても入手できないらしく、それを持ち込めば交換対応してくれるそうです。

 

ルノーに強いディーラー系スペシャルショップ

続いてお台場にあるルノースペシャルのディーラー。ここもルノー正規ディーラーですが、たしか、ただの正規ディーラーではないと思ったので、独自の入手ルートがあるのでは無いかとの期待で問い合わせしてみました。前にも部品の問い合わせをしたのですが、1ヶ月くらいたって返事が来たので期待はしていませんでした。ダメ元でやってみましたが、やはりダメでした。今回は返事が来ません、、、(涙)

 

今は営業終了?スペシャルショップ

当時ルノースペシャスペシャルショップとして名を馳せたSifoさんに確認しようとしたら、どうやら業務終了(連絡先が無い)しているようでした。ちなみにプジョー106S16に乗っていた時、ここで製作したストラットタワーバーを装着していました。しっかりした作りでカッコ良かったのでお気に入りでした。ちょっと残念です。

 

おそらく並行輸入した代理店

その後色々調べて中部地方にある並行輸入業者さんがこの車両について詳しいらしく、早速コンタクトをとりました。すぐ返事が来て、現車に装着されているマーキング等を画像で送ったらなんとかなりそうとの返事でしたが、、、、回答がかなりアバウトで、内容の確認をお願いしたら態度一変し、音信不通になってしまいした、、、、。やはり部品入手程度は面倒なことで避けたいということでしょうか。

 

最後の手段eBay

ここまでくるとかなり手強いなと思い、最終的にはebayを通じポーラーンドのルノースポーツのパーツを扱っている店にコンタクトをとりました。色々質問したいので、連絡するならFaceBookを通じて連絡をとりたいとのことで、わざわざアカウントを取得しましたが、なぜか専用のリアスプリングだけは入手できないとのこと。

 

結果的に

結局のところなんとか部品は揃ったのですが、いつもお願いしている正規ディーラーで交換作業をお願いし、安く手に入る部品はebay、それ以外のショートパーツはディーラーで準備していただけることになりました。行動を開始してから3ヶ月くらいかかりました。ただ部品が届くのはさらに3ヶ月後くらいなので、夏の終わりには作業ができるかなと思っています。思った以上に部品を揃えるのに苦労しました。ただこれはF1teamR27専用の部品で、正規輸入のなかった車両だからだで、それ以外の部品はルーテシアと共通でつかえるので、ここまで苦労しないかと思います。あとば何事もなく部品が揃うことを祈ります。

今やシティポップの大御所、山下達郎

やっと新譜が発売されます。しかしRay Of Hopeから11年ぶりということで、もうそんなに時が経ったのかと少し恐ろしい感じがします。11年前といえば東北の大震災の後で、当時発売にもいろいろ悩んだという話を聞きました。今回はそれとは違いますが、世界情勢が緊迫している最中です。そんな思いをタイトルSoftryに込めています。彼の人柄と、さまざまな思いを歌に込めるスタイルは健在です。

 

アルバムの提供方法も豪華な初回限定版、アナログ盤は当たり前で、今回はカセットテープまで用意してくれました。ある程度数を絞っていると思われるので、Amazonで見るともう完売のようです。再生機の普及を考えると驚異的です。

 

曲はというと今の彼を象徴とするタイアップの曲がずらりと並びます。彼の人気を表しています。よってアルバムの半分くらいはすでに発表されています。私はへそ曲がりなのでそのタイアップ先のCMやドラマ、映画なのどは極力見ない、聞かない主義で、曲のイメージは自分で構築したい考えを持っています。その時の自分の環境や、目で見た感じた状況と曲を合わせて、自分だけの山下達郎の曲のイメージをつくります。

 

よって今回のアルバムもどういう感性を引き出してくれるか、とても楽しみにしています。すでにラジオなどでも聴けている曲はあるかもしれませんが、個人的にはYOUという曲が気になります。40年聴いてきた主観でそう思います、、、、

 

待ちきれなくてこんなの買ってしまった、、、

https://amzn.to/3MPVXlm

 

あと一週間、心待ちにします。(2022/6/16現在)

 

【収録曲】 

01. フェニックス [2021 Version] ~NHKSDGsキャンペーン「未来へ17アクション」テーマソング~

02. LOVE'S ON FIRE 

03. ミライのテーマ ~映画「未来のミライ」オープニングテーマ~

04. RECIPE (レシピ) ~TBS日曜劇場「グランメゾン東京」主題歌~

05. CHEER UP! THE SUMMER ~フジテレビ系木曜22時連続ドラマ「営業部長 吉良奈津子」主題歌~

06. 人力飛行機

07. うたのきしゃ ~映画「未来のミライ」エンディングテーマ~

08. SHINING FROM THE INSIDE ~エステティックTBC/ソシエ エステティック TV-CMソング~

09. LEHUA, MY LOVE ~「JAL HAWAII Style yourself」篇CMソング~

10. OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)

11. コンポジション ~NHKドラマ10「第二楽章」主題歌~

12. YOU (ユー)

13. ANGEL OF THE LIGHT ~Nikon企業CM曲~

14. 光と君へのレクイエム ~映画「陽だまりの彼女」主題歌~

15. REBORN (リボーン) ~映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」主題歌~

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カムカバーからのオイル滲み発生

クリオ3RS F1teamR27に搭載されるF4Rエンジンユニットはクリオウイリアムズに搭載された2リッターエンジンの名機F7Rの後継機として1998年頃登場。1999年に2代目クリオ(ルーテシア)R.S.に採用された時にはVVTを搭載。その後電子スロット、排気系など改良され、3代目クリオRSに引き継がれています。その限定モデル「F1teamR27」とはエンジンの違いは無いようです。

 

基本設計は1980年代で、排気量アップや、インジェクション化、排気や吸気の改良を重ねてきたエンジンです。現在の高精度に設計されたものとは異なり、細かい問題が出やすいのも事実です。納車時も「オイル滲みなどは避けては通れないよ」とも言われていました。販売店の言い訳にも聞こえましたが、早速その通りにオイルの滲みを発見してしました。

 

カムカバーのボルト脇の溝にオイルが溜まっていいました。滲みではなく漏れでした、、、。何度が拭き取って様子を見ましたが、すぐに溜まってしまいます。どうやらこのカムカバーを留めているボルトの隙間から漏れ出ているようです。

 

ボルトを抜いてみると、これは漏れるなといった感じです。ボルトで押さえ込んでも、カムカバーはアルミの砂型成形品で、この砂の細かい凸凹の隙間から漏れているようです。こう言うこともあり粒子の洗い部分合成油使用の勧めがあったのかもしれません。ただ他の場所は大丈夫なのでたまたまここの形状が合わなかったのかもしれません。

 

ということは、ワッシャーを噛ませれば大丈夫だと判断し、やわらかい銅ワッシャーを準備しました。締め付けが肝心なカムカバーですが、しっかり締め込んであげれば固定と漏れ止めが可能だと思います。サイズはM6の平型を選びました。

 

結果は少し見づらい写真で恐縮ですが、以下の通り。1ヶ月、数百キロ走行しても問題ありませんでした。カムカバーにワッシャーを噛ませることが正しいかわかりませんが、とりあえず目的は達成しています。本来なら締め付けトルクの管理が必要ですが、ボルトののネジ山の状態を感じながら慎重に締め付けました。本当はダメです(汗)

 

購入後初めてのエンジン始動とセカンダリーキック方式

モンキー スペシャル スペンサーは、画像と紹介文だけのオークションで購入。個体に不安があったので、まずはエンジンがかかるかの確認から始めました。購入先の方の話ではエンジンは問題なく始動できるとのことですが、基本ノークレームなのでエンジンがかからなければハズレとなります。少しドキドキしながら確認をおこないました。

 

結果は、きちんとエンジン始動でき、普通にアイドリングし、問題点は無いようです。私有地でちょっと走らせてみましたがブレーキ含め不具合はみつかりませんでした。ただ自分の無知から、エンジン始動に手間取いそこでバイクというか、エンジンのメカニカルの奥深さを知りました。

 

キックスターとしても、初めはキックの反発がなく、エンジン内部圧縮が無いような感じで、クラッチを握ってキックするとスカスカ。これはやばいもの摑まされたかと冷や汗をかいていました。しかしギアを入れてクラッチを繋いでキックすると簡単にエンジンがかかり(押しがけみたいな感じ)、問題なく走りだします。これはクラッチがおかしいのか等と、いろいろ考えたました。よくよく調べてみるとモンキーはクラッチを握るとキックの力がエンジンに伝わらなく、ニュートラルに入れて、クラッチを離してキックをするタイプのエンジンだそうです。これはセカンダリーキック始動方式というらしく、70年代以前の古いエンジンはそれが常識らしいです。しかしそれではエンストした時にいちいちニュートラルに入れ直す必要があり、今のクラッチを握ったままエンジンがスタートできるプライマリーキック方式に変更されたようです。

 

元々はレーシングエンジンに採用されていた方式で、1秒を争うレース中にエンストしてもすぐにエンジンスタートできるように考えられた機構のようです。

 

自分が学生時代(それでも80年代です)、新しく発売されたバイクにはプライマリーキック方式のものだったのでその事は全く知らず、モンキー50の基本設計の古さと自分の無知さを思い知らせれたと同時に、さらにメカニカルの奥深さに興味を持ちました。

 

ちなみに一説にはプライマリーキック方式のプライマリー「基本的」「初期(第一)的」の意味があり、ここで使われたのは「初心者」の意味だそうです。市販車ではだれでも簡単にできるようにと考えられた方式だったようです。